会計方針の変更が正当な理由で行われたか判断するために必要な判断の基準については、監査基準委員会報告書に載っていないので、論文式試験中に参照できないので、覚えた方が良い。なので、暗記用に。
会計方針の変更における正当な理由の有無の判断にあたっての考慮事項は5つ
- 会計方針の変更が企業の事業内容または企業内外の経営環境の変化に対応して行われるものであること
- 会計方針の変更が会計事象等を財務諸表に、より適切に反映するために行われるものであること
- 変更後の会計方針が一般に公正妥当と認められる企業会計の基準に照らして妥当であること
- 会計方針の変更が利益操作等を目的としていないこと
- 会計方針を当該事業年度に変更することが妥当であること
これらを監査人が総合的に勘案して判断する。