〔法人税法〕繰延資産 暗記まとめ

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土地を市町村に提供した場合

当社の土地を道路用地として横浜市に提供した。提供後、当社も便益を受ける。

当該土地の簿価:100
当該土地の時価:150

繰延資産の額(償却前)は?
答:100

仮に道路は一般の人も通行することになる場合の繰延資産の耐用年数は?
答:15 × 0.4 = 6

仮に道路は一般の人は通行しない場合の繰延資産の耐用年数は?
答:15 × 0.7 = 10

公共施設建設のための負担金を支払った場合

公共施設建設のための負担金を相模原市に支払った。
公共施設の耐用年数は20年で、一般の人も利用する。

繰延資産の耐用年数は?
答:20 × 0.4 = 8

共同施設のための負担金を支払った場合①

共同施設建設のための負担金をA社に支払った。
共同施設の耐用年数は20年で、当社とA社が利用する。

繰延資産の耐用年数は?
答:20 × 0.7 = 14

共同施設のための負担金を支払った場合②

共同施設建設のための負担金を協会に支払った。
共同施設の耐用年数は20年で、協会本来の用途で利用する。

繰延資産の耐用年数は?
答:min(20 × 0.7, 10) = 10

共同施設のための負担金を支払った場合③

商店街のアーケード建設のための負担金を支払った。
当社は商店街の一角に出店している。
アーケードの耐用年数は20年。

繰延資産の耐用年数は?
答:min(20, 5) = 5

ノウハウの頭金を支払った場合

ノウハウの頭金を支払った。

仮に有効期間が無期限である場合の繰延資産の耐用年数は?
答:5

仮に有効期間が20年である場合の繰延資産の耐用年数は?
答:20

広告宣伝用の陳列だなを提供した場合

当社のロゴを記載した陳列だなをB社に無償提供した。

陳列だなの耐用年数は20年。

繰延資産の耐用年数は?
答:min(20 × 0.7, 5) = 5

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