〔法人税法〕圧縮限度額の算定(被災等)

シェアする

以下の場合の圧縮限度額は?

被災した建物の税務上簿価 150
被災した建物の取り壊し費用 100
焼け跡の整理費用 100
けが人への見舞金 100
謝罪広告費用 100
被災につき受け取った保険金 500
新しく取得した代替建物 100

» ヒント①


【ヒント①】
滅失経費には建物の滅失に直接関わる費用のみを集計する。

» 閉じる

» ヒント②


【ヒント②】
差益割合算出時の分母は受け取った保険金そのままではなく・・・

» 閉じる

» 正解は・・・


【解答】建物圧縮限度額 = 50

滅失経費 = 被災した建物の取り壊し費用100 + 焼け跡の整理費用100 = 200
差引保険金 = 被災につき受け取った保険金500 – 滅失経費200 = 300
差益 = 差引保険金300 – 被災した建物の税務上簿価 150 = 150
差益割合=差益150 ÷ 差引保険金300 = 0.5
圧縮限度額 = 新しく取得した代替建物100 × 差益割合0.5 = 50

» 閉じる







こちらもおすすめ