セール・アンド・リースバック取引

B/Sに計上すべきリース資産の金額を算定しなさい。

簿価2000千円（減価償却累計額控除後）の備品を期首にリース会社に2500千円で売却すると同時に、当該備品のリースを受ける契約を結び、備品売却後も当該備品を営業のため継続使用している。

当該備品についてのデータ

• 残存耐用年数：5年
• 残存価額：なし
• 償却方法：定額法

リース契約に関するデータ

• リース期間：当期首から5年間
• ファイナンス・リース取引である
• リース料：毎年550千円
• リース料支払い日：当期首を第1回支払日として毎期首に支払う
• 所有権移転条項：あり

リースした備品の機能・劣化状況を勘案し、耐用年数・残存価額について変更の必要はないと判断している。

備品をリース会社に売却した際に生じた売却益は、長期前受収益として繰延処理を行い、毎期均等額を償却している。

上記リース債務について計算利子率5％を用いて、利息法により利息相当額の計算を行う場合、当期末において流動負債に計上されるリース債務の金額を計算しなさい。