引当金の流動負債・固定負債の分類

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下記に基づき、当期B/S流動負債の流動負債の部に計上すべき引当金の合計金額を計算しなさい。

  1. 当期末の売掛金残高に対して50千円の返品調整引当金を設定する。
  2. 当期末の営業債権(上記売掛金を含む)に対して60千円の貸倒引当金を設定する。
  3. 当期の保証付き製品(すべて保証期間1年)売上高に対して20千円の製品保証引当金を設定する。
  4. 当期の売上高に対して30千円の売上割戻引当金を設定する。
  5. 毎年定期的に実施する予定の機械の修繕に備えて100千円の修繕引当金を設定する。
  6. 従来より債務保証を行っているM社の財政状況が悪化したため、70千円の債務保証損失引当金を設定する。なお、翌期において保証債務を履行する見込みである。

» 正解は・・・

【解答】270千円

注意点

貸倒引当金は設定対象の資産から直接控除するため、流動負債の部の引当金には計上されない。

流動/固定の分類に際し、債務保証や破産更生債権も1年基準が適用される。

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